今回は０５年５月１３日〜６月１４日らへんの日記に書いていた 友人三浦の受けたストーカー被害の纏めです まあ 総集編みたいな感じで書いていきます 内容を知っている人もいると思いますが 日記に書いていない事も書いているので よかったら読んでみて下さい ではスタート 当時フクは無職状態でパチンコで稼いだ金と貯蓄で暮らしていました そんな何気無い時期に来た三浦からのメールで事は始まりました 三浦「ストーカーされてます」 ストーカー？されてんの？してんじゃなくて？ フクも昔ストーカーされた事があるので その精神的苦痛はわかります へえ〜 ストーカーか 友人三浦がストーカー被害にあっているのかー 大変だなー 凄く おもしろそうですね とにかく話を聞きに三浦の家に行ってみました 事情を聞いてみると ここ数日 とにかく尾行＋張り込みされているらしい 三浦の外出先に必ずその女は存在し 三浦を尾行している 尾行を撒こうと急に走り出し路地で待ち伏せたら 息を切らせながら 三浦の目の前に現れ微笑するストーカー女 なぜか愛想笑いを返す三浦 その瞬間 三浦は身の危険を感じたらしいが その女はスタスタとその場から去っていたらしい 最近では家の外にいたりして 三浦は恐怖を感じている と、言う話でした ストーカー女の容姿は格好だけ小倉優子に酷似しているらしいが 顔は小倉優子を１００発殴ったような顔らしい その容姿からストーカー女の名前をコリンに決定しました 三浦は とりあえずフクが来て安心したのか不平不満をぶちまけた 「あいつなんなんだよ・・ホントいつの間にかいるんだよ 事の発端がわからねえよ どこ行ってもいるんだぜ？ 何でよりによって俺なんだよ？冗談じゃねえよ！！ マジで迷惑なんだよおおお 命の危険を感じるよ 昔から俺は変な女にだけはモテるんだよ だいたいがブスなんだよ！！ 小倉優子を１００発殴った顔って言ったけど もっと酷えよ！！ １００発殴って３日煮込んで３日冷やしたぐらいの顔なんだよおお」 フクは笑って聞いてましたが 三浦は必死です 人事なんで俺は痛くも痒くもないね 結局その日は謎のピンポンダッシュがありましたが 何事も無いので帰る事にしました 経験上 ストーカーの人は神がかり的に自分勝手です 少しでも他人の気持ちを考えられればストーカーなんてしませんからね そういう人が現実にいる事は充分すぎるほど承知していますので 三浦に相当同情しました 心配ですよ でもなあ 楽しみの方が大きい 今後の展望が楽しみだなあ 三浦は純粋なニートなので数日家に篭る事は容易です 極力 外出しないように心がけていました 外出しないので尾行される事は無い しかし その分しっかり張り込みをされていました 基本的なコリンの行動パターンは 日中 いつの間にか現れ 夜７時頃に消えていく って感じで 日によって現れたりいなかったり 現れなきゃ現れないで不気味ですよね 三浦の心休まらぬ日が数日続いてました フクはこの時ある願望を持っていました コリンちゃんをこの目で見てみたい そんな願望を神が聞き入れてくださったのか 数日後 コリンを目撃する事ができました 三浦とコンビニに行き 店の外で三浦が出てくるのを待っていると いるんですよ 格好だけ小倉優子の人が 三浦の方を じーーーーーっと見てる 三浦が出てきたので聞いてみました 「ねえ 三浦君 あそこの女は もしかして・・」 ハッとした顔で その女を見て三浦は奇声を発した 「ウボァー！！」 「ウボァー！！」です 初めて聞きました「ウボァー！！」 この奇声は半年近く経った今でもフクの中で伝説化しています 「帰るぞ」とスタスタ逃げ帰る三浦 すぐに三浦の後を追うコリン さらに その後を追うフク 実際見てみたいなあ、と思ってまして 願いが叶ったわけですが いやあ 実際に尾行してる所を見ると引きますね キモすぎ ほんと三浦の家の外で張り込んでるのな・・ コリンに見つからないように こっそりと、裏から三浦の家へ いやあ 怖いわ・・・ その日は外にいるコリンが消えるまで外出は控えまして いなくなったのを確認してから帰りました 帰るとき三浦の言えのポストに謎のポテチが入っていたが 三浦はすぐに捨てていました その後もコリンのストーカー行為は続く 三浦の家の付近をすっとチョロチョロしていたので アパートの大家さんに何やら尋問されたようで 少し離れた所に移動 その様子を三浦は家からコッソリ見ていたので とても外出できません 外出できないが腹が減ったようでピザを頼んだのです 三浦が美味しく食べ終えて窓の外を見ると なぜかピザを食ってるコリンちゃん 三浦がピザを頼むのを見て コリンもピザを食べたくなったのでしょうか それを見た三浦は鳥肌が立ち しばらく布団に篭っていたそうです そしてポストにはコリンちゃんのお土産のクッキーが入っていたようで もの凄いスピードで捨てたようです って感じのコリンちゃんなんですが 少しの間 姿が見えなかったのです 三浦君は油断しまくりです フクと一緒に競馬場に行ったのですがね その帰りです 三浦の家の前にいるんですよ コリンちゃんが ここからフクと三浦とコリンの睨み合いです コリンちゃんモジモジ フクはソワソワ 三浦は硬直 すごい緊張感です 耐えられん 軽くギャグを言ってみましたが 笑ったのは言った本人のフクだけ もう無理 ゴメンね三浦君 俺は逃げる フクは三浦の家の中に逃げ込みました 玄関先から声が聞こえる 「突然ですみません お話があるんですが・・」 と、コリンが言う しかし三浦は動揺しまくってるようで 「親父が・・泣きそうなんで・・急いでるんで・・それじゃ」 と、かなり理解に苦しむ事を口走り 家に逃げ込んできました 入ってきた三浦は目が泳ぎまくっていて 「ああ・・」 「うう・・」だの漏れるような声しか聞こえません 三浦がドアに鍵をかけた直後 ピンポーン ピンポーン ピンポーン 呼んでますよコリンが 後日三浦はこの音を 地獄の鐘の音と表現しています 決心したように三浦を扉を開け そのままの勢いでコリンに攻撃 「ピンポンピンポンうるせえんだよー！！」 強気 そして捨て身 コリン「あの三浦さん お話があるんですが」 三浦「お前とする話なんて無えーんだよ このストーカーが！！」 あくまで強気 一歩も引かない 「私 三浦さんに一目惚れしちゃいました☆」 「ウボァー！！」 強烈な一撃 三浦は動揺を隠せない 「最初は電車で見かけて・・ 三浦さんをみかけるたびにドキドキして」 コリンのコンボに絶えかねた三浦 この瞬間 三浦の何かが変わった 「どうでもいいんだよ！！俺はお前が嫌なんだよおお！ 俺を監視するのヤメロ！！気持ち悪いんだよお！ 人の迷惑考えろや！！もう二度と俺の前に現れるんじゃねえ！ これ以上 続けるなら殺す！！」 これは効いた コリンの様子は変わった コリンも三浦が怒ってる事に気がついたようで もう来ない事を約束して なぜか嬉しそうに帰っていきました 三浦は勝利したのです ここ数年で一番エネルギーを使ったと言ってました しかし よくやった お前は偉かった こうしてフクと三浦は この素晴らしい出来事を祝いました その翌日 コリン騒ぎも終わっちゃったなー、とパチンコをしてましたら 三浦からのメール 「あいつ いるんだけど・・」 昨日の約束はどうなったんだよ・・コリン これからコリンは変に積極的になりまして 普通に三浦に接触するようになりました 三浦に電話番号を書いたメモを渡したり 明らかにコリンは変わった 馴れ馴れしくなったとでも言うか 妙に親しみを持ってきてるようです そして三浦はついに泣いてしまいました もう仕方ない あまりに哀れ フクがコリンを説得する事にしました いつナイフを振り回しても反撃できる間合いで話し合い ながーーーい話し合いの末 ついにコリンもわかってくれたようです 反省した様子です 最後にコリンは蚊の鳴くような声で 「三浦と話をさせてほしい」と言ってきました 面白そうなので許可しました 少し離れた場所でコリンと三浦を見物 長い・・３０分以上話してるぞ・・・ 暇なので携帯電話のテトリスをやって待ってました そして ふと顔を見上げると 見てはいけない物を見た 三浦とコリンのキス これは！？どうしたことか？ 何もできないでボケっと見てましたが また長え どうやらこれが お別れのチュウ 最後のチュウだったらしい 気が済んだのかコリンは小走りで去っていきました とにかく・・今度こそ終わったのだ 前みたいに祝いはしなかった 三浦は全てのエネルギーを使い切ったようです 真っ白になった明日のジョーみたいな感じでした キスで完結なんて安いドラマみたいですね ホント 夢見たいな出来事でした 平和ボケしている三浦に少し腹が立ったので脅かしてみる 三浦の家で窓の外を見ながら 「おいっ！コリンがいるぞ！！」と言ってみました そしたら 飲んでいた茶をぶちまけ 立ち上がる時に膝を強打と散々 「嘘でした」と言ってみたら 三浦とは知り合って長いですが 初めて見る顔をしてました うーん おもしろい 密かにコリンの再登場を願っているのですが 残念ながら半年経った今は実現していない |
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